作品をクリックして御鑑賞下さい
《5/16~6/30》
神戸三ノ宮 Artspace Chit-chat 企画個展
【 羅刹 】
2018年から現在までかかさず28枚連続している、南方熊楠の残した言葉と粘菌の生態を取り上げた連作
【粘膜】シリーズ。
規格サイズを変えて技法を更に濃縮させた【新・粘膜(仮題)】を発表します。
大切な友達である本物の粘菌と一緒に日々を歩みながら記録していった紙を
丸ごと使った1枚です。
墨を這って確実に餌を辿りながらも遊歩し、版に絵を描く粘菌と
瞬時に”次は何処に筆を降ろすか“を判断して、一手一足描き仕上げあげていく絵描きというものは、全く同じ生物ではないかと考えています。
本作はその融合としています。
森の中で、いつも私はアメーバの足跡を追って子実体を探します。
この絵でもそれが出来るように配置をしています。
皆さんに絵画を鑑賞して頂きながら、粘菌はどのような方向・法則性をもち効率的にネットワークを広げて生きているのか。
自由に絵と謎解きをして、この摩訶不思議な愛らしい生き物の考察を巡らせてくれたらと願っています!
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サロン&アートスペース Chit-chat @eri_chitchat_
住所:
〒650-0004 兵庫県神戸市中央区中山手通1丁目
24−4 5階東 ドラゴンズビル
開場時間:13:00~19:00
TEL:078-891-4839
↑作品に対するお問い合わせもこちらから。
https://chitchat-kobe.jp/
月曜日+不定休
※お休みはSNSやHPをご確認ください。
細胞骨格表現粘菌画家。日本変形菌研究会員。第9回 ギャルリー志門 公募「ドローイングとは何か」入賞。2022年に赤木美奈から改字。
生物の組織同士を解体し再構築した変異角度から見る境界無き脈動を描く。
一旦取り掛かるとキャンバスを埋め尽くすまで筆を置けない憑依型。
現在の捨象法は20歳の時に確立。
自ら調合した白墨(骨・貝殻・粘菌胞子を粉末にした混合液)を用いる。
集合→遊歩→分裂するアメーバの形を観察し、そのモチーフを積層し、何度も上から少しずつずらし薄膜の色を変えフィルムのように重ねることで半立体にしていく技法。
…以上、描いているものは漠然とした抽象ではなく、列記とした顕微鏡越しに見た生物の曼荼羅図。
画材は本物の胞子をはじめとした自然化合物(例・ルリホコリを描く時はルリホコリを探しに行き、本物を見て本物で描く)ほか、胡粉や岩絵具。ジャンルは現代日本画とする。
眼にする自然より詳しい芸術の教科書は無い。独学。
現在はアメーバを培地上の炭素に吸着させ、自在に探索させることで人間と共に絵を描かせることに成功した”鼓動の地図”シリーズを展開中。
《個展》
2013年
【赤木美奈展】(プラネットEarth)
2018年
【-百年孤独-】(乙画廊)
2019年
【幽暮れ-喰らひ会ふ-】(乙画廊)
2020年
【赤木美奈 白墨彫画展-鴪贄-】(アートスペース銀座ワン/TeamTan企画)
【赤木美奈展 -饕餮-】(神戸元町 歩歩琳堂画廊)
【赤木美奈展‐邪視 南方熊楠に奉ずる ‐】(乙画廊)
2022年
【赤城美奈 白墨細密展 -然るダイバーの眼路-】(Chit-Chat ギャラリースペース)
2023年
【赤城美奈 白墨細密展 - 幻 想 術 -】
(みうらじろうギャラリーbis/TeamTan企画)
【赤城美奈 白墨細密術 -ほしきままなり-】(乙画廊)
【赤城美奈 白墨細密展-化身-】(ギャルリーフロレゾン)
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《グループ展》
2014年
【ベクシンスキー生誕85周年によせて 神の超えた世界】(アートスペース蛮蛮人)
【前頭葉ノ蜃奇楼 ~Akago×10rc0 2人展~】(アートスペース亜蛮人)
2016年
【大怪宴】(etw)
【紫煙展】主催 (神戸元町高架下57)
【髑髏の中の髑髏2016】(乙画廊)
【幻視 幻想 耽美 展 】(ギャラリー歩歩琳堂)
【猫の中の猫】(乙画廊)
【flower of romance】(green & garden)
2017年
【哺乳祭 ~萌木ひろみ×赤木美奈 2人展~】(green & garden)
深海古代生物展(柴田町画廊)
【髑髏の中の髑髏 2017】(乙画廊)
【白痴のシナプス ~赤木美奈×萌木ひろみ 2人展~】(The Artcomplex Center of Tokyo)
2018年
【瑠璃も玻璃も】(みうらじろうギャラリー)
TEAM-TAN5周年記念展【TEAM-TAN オールスターズ】(TheArtcomplexCenter of Tokyo)
&上記同時巡回展(騒ギニ乗ジテ)
【耳に迫る 蛙の声に 其の覚醒を 促されて ~赤木美奈×鬼気×ちゃぷそん 3人展~⠀】(アートスペース銀座ワン)
美術の祭典【東京展】(東京都美術館)
2019年
神戸元町 歩歩琳堂画廊 【開廊記念絵画祭】(歩歩琳堂画廊)
令和元年 【髑髏の中の髑髏 2019】(乙画廊)
2021年
【幻夢境 ~赤木美奈×石井郁巳×蛇目 3人展~】(みうらじろうギャラリー)
【WALK THE LINE 6 ‐ 線に生きる作家たち‐】(ギャルリー志門)
【第33回 ドローイングとは何か 入賞者展】(東京都美術館)
【現代 異端の懐展】(乙画廊)
【Into The Arena】(乙画廊)
2023年
【Osaka indecompe】(トライフォルド企画)
【脈動芸術祭 -粘菌を司るアートの興宴-】主催(ギャラリー JITSUZAISEI)
2024年
【第47回 人人展】東京都美術館
【小さな人人展】不忍画廊
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《イベント出演》
2015年
《紫煙》展 主催・公開制作(神戸元町高架下57)
「豊穣の子供」制作記念
サックス奏者TATAとのコラボCD&LIVEイベント共催(BLUE BIRDにて)
2016年
・ダンサー赤子企画【赤子夜】ボディペインティング&バンド出演
・大阪三津寺【懺悔祭】ライブペイント&バンド出演
2017年
【哺乳祭】企画&主催
2019年
【いきもにあ】 神戸サンボーホール マメホコリ工房(片岡祥三)共同出品
2021年
・【志怪 ─水底の聲─】 かたりべ満茶乃 共催 ライブペイント出演
・神戸市長田区【下町芸術祭】「粘膜座敷」インスタレーション
2023年
・ギタリスト牧野由季子とコラボCD【Myo-jyo】発売(ジャケット&詩を担当)
神戸Theater Jazzy 協賛
・【変形菌から紐解く!社会を動かすアートの系譜】川上新一×赤城美奈 ギャラリートーク(ギャラリーJITSUZAISEI企画 脈動芸術祭にて)
・【変形菌に捧げる旋律】牧野由希子×斎藤敬司郎×赤城美奈 ライブペイント(ギャラリーJITSUZAISEI企画 脈動芸術祭にて)
2024年
大阪 咲くやこの花館 「きのこマーケット」参加 ”Myxology”名義で店舗出展
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《執筆》
THNo81.コラム「粘菌という野生を描く」
THNo85.コラム「邪視にまつわる民俗史」
※以上は主な活動略歴であり、その他全国的に多数。
◎講師依頼について◎
粘菌画家ならではのレクチャーを致します。
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